試し釣りを行わない富津の解禁。
船長も釣り人も、すべては行ってみなけりゃ分からない。
川崎丸は2隻で50名の満員御礼、他船も早々に第二海堡を目指し、第2川崎丸が到着するころにはタモ入れしている。
わが第2川崎丸も6時すぎに釣り始めると早速3.2kgの大ダコが顔を出し、その後3~4杯は小ダコが顔を出すも、次いで1.5kg級、2kgと、1kg以上の良型が続く。
大規模改修工事以降は不調が続いた第二海堡も一昨年より復活の気配。
三石忍が言うとおり、壁面にカメノテなどが付着し海になじんできたのかもしれない。
となれば、超浅場の根周りで潮通しのよい海堡はマダコの格好の住処だけに解禁直後はもちろん、夏そして冬にかけて数釣りが楽しめるかもしれない。
7時を過ぎて遼船は富津南沖へと南下するも、石井広一船長は海堡の東側を探り続ける。
するとピンポイントで狙うたび2kg級が上がる。
7時40分まで海堡を探った結果は船中27杯でほとんどが1.5kg以上。
小ダコはまだ入っていないものの大型は多く、上々の手応えで南沖へと移動した。
![釣行の写真]()
第2川崎丸2025年の第1号は3.2kg。いきなり大型
出典:
富津のマダコ釣り道具
富津地区では仕掛けロストと小型乱獲を防ぐため餌木の使用が禁止されている。
道具は昔ながらの手釣りで、川崎丸ではカニ付きの遊動オモリ式羽子板テンヤが用意される(貸し出し料は乗船料に含まれる)。
南沖はさらなる大ダコラッシュ!
富津南沖では遼船・第1川崎丸が水深20m台の深めの場所を狙って小~中型が順調に釣れている。
そこで石井船長は大型狙いに的を絞って浅場をリサーチしていく。
小さな根が点在する水深10m未満の浅場で東京湾観音を眺めながら釣っていると、いきなり2kgが釣れた。
やや船をずらして流し直し、船長が「いい所に差しかかってきましたよ」と告げると再び大ダコ。
圧巻だったのはマダコ釣り初挑戦、中村さんの3kg&2kgのダブル。
初めて釣ったマダコが計5kg、その後も1.7、2.6kgとホームラン連発で大谷翔平状態。
もちろん釣り方は「海底にテンヤを着けて小づくだけ」。
それ以上も、それ以下もない。
思えば昨年、クロマグロよりも高値を記録したというマダコだが、その中でも最高とされる江戸前の生きダコがボコボコと釣れ上がる様は痛快でもある。
ただし、マダコならではの不条理さもある。
それが、席に関わらず釣れる人と釣れない人が分かれてしまうこと。
しかも原因は不明で一貫性もないから悩ましい。
当日は船中28人で40杯のマダコが上がり、総重量ではここ数年で一番重かったのではないかという好日だったが8名がオデコの憂き目に遭った。
まさに悲喜交々。
だからこそ、面白くてやめられない。
そんなマダコ釣りの季節が、今年も無事、始まったことを祝いたい。
さて、その後の富津のマダコだが、連休中は船中40杯以上で推移、順調な滑り出しを見せている。
これから6月も視界良好といえそうだ。
![釣行の写真]()
初挑戦でも大型が釣れてしまうのがマダコ釣り
出典:
![釣行の写真]()
前日から順番札を取った苦労が報われて5杯
出典:
![釣行の写真]()
極めつけは終了間際の5.1kg!船長もここ20年でこれだけ大ダコが釣れた記憶はない、と言うほどの解禁だった
出典:
船宿information
内房富津港 川崎丸
0439・87・2902
▼備考=予約乗合。ほかマゴチへも
釣り船予約サイト「釣割」のスタッフがオススメする釣り船はこちら!
【内房(千葉県)・マダコ】人気ランキング
【内房(千葉県)・マダコ】価格ランキング
隔週刊つり情報(2025年6月1号)※無断複製・転載禁止