小学5年生になった孫の秀哉と5月3日、相模湾小田原早川港の光義丸へアジ・アマダイ狙いで釣行した。
毎年一回、私と行くこの釣りを秀哉はとても楽しみにしていて、私にとってもかけがえのない大切なひとときである。
この時期、小田原沖では脂の乗った瀬着きの大アジが釣れる。
この小田原ブランドアジを秀哉に釣らせようと、私の意気込みも格段に上昇モードだ。
6時50分、船着き場に到着。
ゴールデンウイークの真っ只中とあって、駐車場は満車状態。
船長の誘導でどうにか最後の空きスペースに車を停めることができた。
受付を済ませ、船に乗り込む。
当日の乗船者は11名。
私と秀哉は船長の案内で、左舷胴の間に並んで入った。
各自準備が整った7時半に出船。
ナギの海を真沖に進み、20分で最初のポイントに到着。
「水深は30m。オモリが着底したら底上2mから6mの間を探ってください」と船長のアナウンスで開始となった。
まずは久しぶりの釣りで秀哉がどこまでできるか見届けてから自分は竿を出そうと、その一挙手一投足を注視する。
ところがそんな心配はなんのその、エサ付けから仕掛け投入まで完璧にこなし、船長の指示どおり、着底後すぐ1m巻いて、シャクリ上げを開始した。
思わぬゲストが登場
なかなか筋がいいと感心していると、「じいちゃん、きた!」と歓声が上がる。
あまりに勢いよくリールを巻くので、「巻きスピードは魚の引き具合に合わせてゆっくり」と指導する。
そして無事20cm級のアジを釣り上げた。
これで一安心、私も竿を出そうと準備を始めた途端、またもや秀哉にアタリ。
今度は魚の引きが強く、竿の曲がりも先ほどとは比べものにならない。
私はタモを片手に固唾をのんで見守る。
船中の注目を浴びる中、上がってきたのはマダコとカサゴの一荷。
これには船長もビックリ、思わぬゲストの登場に、船中、笑いの渦に包まれた。
開始から1時間、食いが落ち着き最初の移動。
東へ15分ほど走り、水深90mで再開となる。
移動後も秀哉はほとんど空振りなしで、アジ、サバ、カサゴ、メバルを連釣する。
魚の取り込みにも慣れてきたと判断し、今度こそ私も釣り解禁。
アマダイ仕掛けで底物を狙う。
オモリ着底後、1.5m底を切り、誘いを入れるとすぐにアタリ。
秀哉に「きたぞ」と合図をし、慎重にリールを巻く。
上がってきたのは面目躍如の25cmのアマダイ。
その後も魚の高活性は続き、ウッカリカサゴ、アヤメカサゴ、小型のアラを追釣した。
釣り開始から6時間、一度も置き竿にせず今日一日がんばり続けた秀哉に強烈なアタリ。
引きはこれまでと段違いだ。
ドラグ調整まではレクチャーしていなかったので、「とにかくリールをゆっくり巻いて、絶対に釣り上げろ!」と勝手な指令をくだす。
やがて浮上したのは実寸38cm、正真正銘の小田原ブランドアジ。
私が一発でタモ取りし、海からのご褒美を秀哉へ届けた。
その後は、25cm前後のアジを数尾のほか、40cm超の大サバ、オニカサゴ、ソコイトヨリ、シキシマハナダイ、ヒメコダイを追釣し、二人合わせて10目超えを達成。
13時半、沖揚がりを迎えた。
帰宅後、持ち帰った魚はすべて私と秀哉で調理し、アジは刺身と塩焼きにして、そのおいしさを存分に味わった。
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隔週刊つり情報(2025年6月15号)※無断複製・転載禁止