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[宮沢幸則の令和も釣りは楽しく真剣に!(第15回)]マダイは何色がお好き?エサの色もあれこれ試して良型マダイを狙ってみた!

隔週刊つり情報編集部

PROFILE

みやざわ ゆきのり

1966年大阪生まれ、三重大学水産学部卒。

釣り全般を愛好するが、陸っぱりのエギング、船のカワハギ、マルイカのエキスパートとして雑誌、新聞、テレビ、Web で最先端の情報を発信する。

グローブライド・ダイワ社員。

Reader Angler 

坂田義隆(さかたよしたか)

●千葉県在住

●船釣り歴=10年

●職業=会社員

● 宮澤さんとマダイの魅力について語り合いたいです

読者アングラーをゲストに招いて、宮澤幸則さんとともに釣り方や仕掛け、エサなどをあれこれ試して、楽しく真剣に釣りをする当連載。

第15回はこれから秋の好シーズンを迎える茨城県日立沖の一つテンヤマダイへ。

ゲストアングラーの坂田義隆さんは外房大原沖の一つテンヤマダイをメインに、東京湾のカワハギ、タチウオジギングなどを楽しんでいるという。

茨城県日立会瀬港の弁天丸から出船したのは9月6日。

阿部竜也船長が向かったのは航程20分ほどの日立沖。

目下のところマダイの食いはまずまずで、時折良型も出ている状況だという。

最初のポイントの水深は15m前後でテンヤは6~8号メインに使うように指示がある。

二人は遊動式の6号でスタート。

開始直後に左舷のお客さんが良型カサゴを上げたその直後、坂田さんの竿がしなる。

道糸を引き出していき大物の予感。

フォール中のアタリをとらえたという。

「横っ走りするから青物かもしれません」と坂田さんは言うが、タモを構える船長は「浅場だからマダイでも横っ走りしますよ。引きはタイっぽい」とうれしい言葉。

そんな船長の言うとおり、海面に浮いたのは2.8kgの良型マダイだった。

坂田さんは「はあ~、いい匂い。このマダイの匂いがたまらないです」と恍惚の表情を浮かべる。

「いきなりやっちゃいましたね」と宮澤さんは祝福するが、もちろん闘志はメラメラと燃え上がっている。

続いてアタリがあったのは宮澤さんだった。

「ジーッ」と勢いよく道糸が引き出されていく。

坂田さんの魚よりも大きそうだ。

「これがマダイなら5kgはありそう」と船長。

青物ではなくマダイだろうとの推測で、一進一退の攻防が続くが、突然フッとテンションがなくなってしまった。

「あー!」と天を見上げる宮澤さん。

仕掛けを回収したらハリス切れだった。

「テンヤを丸飲みしたかもしれません。ハリスがザラついているのでマダイの顔ですれて切れたのかも」と宮澤さんはガックリと肩を落とす。

良型がいると分かったら俄然やる気もアップ。

「やってみよう企画」の準備もしつつ再開する。

今回は宮澤さんが各色に染めたエビを二人で試してみようということに。

ブルーの食紅で染めたエビで宮澤さんは800g級をゲットし、二人とも順調に掛けていく。

左舷側でも同級が数枚取り込まれた。

「今日はこのスイカカラー(ロックチャート)がいいみたい」と宮澤さん。

エサ染めは緑、赤、紫と続く。

そんなとき、宮澤さんが何やら大型をヒットさせた。

「大ダイか?」と期待したが、今度はどうやら青物のよう。

寄せては走られ、を数回繰り返してタモ取りされたのは予想どおりワラサだった。

「この引きでマダイだったら5kgはあったんだろうけど」と宮澤さん。

一方、坂田さんは緑色のエビでマダイを上げた後は毒どくしく見える紫色のエビにチェンジ。

「これ、たぶんベラですね」と予想どおりのベラ。

この日のヒットゾーンは海底より1~3mほど上のことが多かったようだが、アタリが遠くなると下げたくなるもの。

するとベラの餌食になるというわけだ。

続いて坂田さんにヒットしたのはカンダイ(コブダイ)だった。

さらにその後にもカンダイを追加。

「紫はベラ系の魚に好かれるのかもしれませんね」と坂田さん。

ラスト近くに宮澤さんがいいアタリをとらえた。

マダイのようでマダイじゃない、なんだろうと姿を見せたのは特大サイズのウマヅラだった。

「こんなサイズはあまり見ないですね。体高もすごい」と宮澤さん。

結果は、リリースもあって正確な数は分からないが、二人とも10枚以上のマダイを釣り上げて満足の釣行となった。

「これからデカいのに期待できます。テンヤ、タイラバ、ジグなど好きな釣り方で楽しんでください」と阿部船長。

釣行の写真

大ダイは次回に持ち越しとなったが満足釣行に

釣行の写真

元気一杯によく引いた

釣行の写真

坂田さんはカンダイ (コブダイ)を連釣

釣行の写真

食べごろサイズが数釣れた

エサを各色染めて釣ってみます!

今回は食紅で染めたエサの色で釣果が変わるのかという実験をしたいと思います。

テンヤは色で釣果が変わりますが、エサは果たして……。(by 宮澤)

一緒にカラーエサを試してみます

宮澤さんと一緒にエサの検証をしたいと思います。

最初に渡されたのは赤と青を合わせた毒々しい色の紫でしたが(笑)(by 坂田)

どれでも食ったけど 緑がよかったかも

この日は魚の活性がよかったというのが大きかったかもしれませんが、どの色でも満遍なく食ったという感じです。

検証というほどのサンプル数はありませんが、なんとなく緑がいいような気がしました。

なにせ、緑で大ダイをバラしましたからね(笑)。

結論は何色でも食う、かな!(by 宮澤)

読者アングラーの弁

この企画が始まってすぐのころに応募していたのですが、ようやく参加できました。

エサの色はどれもアタリがありましたが、紫はエサ取りのベラ、コブダイのアタリが多かった気がします。

最高の釣りを楽しませていただきありがとうございました! (by 坂田)

宮澤さんの釣行後記

自分としては大型バラシもあって反省点も残る釣行となりましたが、坂田さんは良型が釣れてよかったです。

常に真剣に、常に楽しく釣りをされている姿が印象的でした。

またご一緒しましょう!

船宿INFORMATION

茨城日立会瀬港弁天丸

090・2549・9043

▼備考=予約乗合、午後船へも

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